展示会におけるブース設営のポイント

展示会に出展するメリットは様々ありますが、最大のメリットは「多くの見込み客と会うことができる」ということです。

展示会に出展すれば、展示会のテーマや規模により様々ですが、1日で数十人から数百人の見込み客と名刺交換することになります。
数万人単位で来場する展示会であれば、会期である数日の間に数百人の方の名刺情報の獲得をしたり、それらの見込み客に商材をアピールしたりことができます。
ちなみに展示会は、一般消費者の入場を制限しているところも多く、基本的には企業間での取引の場として催されています。

展示会に参加するメリットの一つとして、自社の商品やサービスに興味をもった相手と直接コミュニケーションがとれるということがあげられます。
展示会は、多くの場合、その回ごとのテーマを決めて開催されます。そのため、自分の商品を求める顧客と出会う確率が非常に高くなります。
商品に興味を持った方と直接話すことができるため、会社の雰囲気や、商品のアピールしたい所やお客様が知りたいことを詳しく説明することができます。企業側もターゲットの嗜好やニーズ等を直接知ることができ、今後の開発に活かすことができる可能性もあります。
また、対面で話す事で、名刺交換はもちろん、場合によってはそのまま商談を始めたり、商品を詳しく知ってもらったりする機会が増え、今後の顧客を増やすことができます。
なお、展示会で直接コミュニケーションを取ったお客様とのビジネスチャンスを逃さないためには、展示会後のフォローが大切です。

多くの人が訪れる展示会は、ビジネスにおける大きなチャンスです。
展示会といえば、新規の見込み顧客や認知目的の出展が多い印象があるかもしれませんが、実は既存顧客へのアピールの場としても重要な役割を果たしています。

展示会は、見込み客だけが来場するのではなく、既存顧客も来場することもあります。
よって、新規営業のためだけでなく、 既存顧客とのコミュニケーションにおいても展示会は有効な施策です。
既存顧客との展示会でのコミュニケーションは、既存顧客への新商品・サービスなどの告知ができる他、営業案件の獲得や認知度の向上、既存顧客との関係性向上など、多くのメリットがあります。
そのためにも徹底したスケジュール管理や戦略的なブースづくりが成功のカギです。展示会は潜在顧客に対する認知度を向上させるための重要なマーケティング施策です。

日頃の営業活動で、一体何人と名刺交換をする機会があるのでしょうか。展示会は、名刺獲得においてとても有効な手段です。
B2Bのビジネスにおいても、インターネットを用いた情報収集やマーケティングが広がりを見せていますが、名刺獲得といった観点から考えると展示会は実に有効なマーケティングツールとして考えることができます。

通常の営業活動で新規顧客の名刺を獲得するには、客先のリサーチから、アポ取り、客先へ訪問といった段階が必要になります。
しかし、展示会を活用することでこれらの段階を経ずとも、名刺獲得にこぎつけることが可能となります。このように、名刺交換は新しいビジネスへの展開の可能性につながっているのです。

展示会に出展するには、時間や労力、出展費用などといったコストがかかります。しかしながら、それらを上回るメリットがたくさんあります。
まず、展示会には一般消費者はほとんど来ないという特徴を押さえておきましょう。
展示会でブースに来てくれるお客様というのは、すぐにビジネスにつながり得る見込み客であるということです。多くの見込み客と名刺交換できることで、さらなるビジネスチャンスが見込めます。
また、展示会では既存の顧客に新商品・新サービスを紹介したり、商談をしたりすることもできます。既存の顧客を招待することで、信頼関係やつながりを強固なものとする機会を設けることができます。
展示会では、見込み客にせよ既存顧客にせよ、対面で実際の商品やサービスを見たり体験したりしながら話を聞いてもらえるチャンスがあります。
対面での会話により、パンフレットやメールだけでは伝わらない商品やサービスの良さ、コンセプト、企業の熱意などが伝わります。
このように、展示会出展にはさまざまなメリットがありますので、ぜひ活用してみてください。