コスプレメイクのコツ
メイク方法
イベントコンパニオンといえば、人目を惹くコスチュームで人前に立つお仕事です。
展示会などであれば企業やそのイベントのイメージカラーのコスチュームや制服を身につけて臨むことが多いですが、イベントによってはコスプレをすることもあります。
漫画やアニメ系のイベントの際には、一般のお客様もコスプレで参加されますが、製作会社などのブースにはイベントコンパニオンがひときわ美しいコスプレでお客様を迎えてくれます。
もともとの容姿が美しい方でも、キャラになりきったコスプレの完成度を高めるとなると、独特な工夫やコツが必要になってきます。
ここでは、イベントコンパニオンとしてコスプレをする際に役立つメイク方法についてご紹介していきます。
目次
「眉」のメイク方法
コスプレをするにあたり、眉の形や色は出来栄えを左右します。
眉毛は細く描くほうが、二次元らしさが出てクオリティの高いコスプレメイクができるようになります。
まず、眉毛を剃ることができない人は、自分の眉毛を消す必要があります。
これを「眉潰し」といいます。
これは専用のメイク道具も売っていますが、コンシーラーやファンデーションなどでも代用可能です。
もともとの眉毛を消すことができたら、次にキャラクターに合わせた眉毛を上から描き入れます。
眉潰しの上から描く時は、リキッドアイライナーを使うとはっきりとした輪郭の眉毛を描き入れることができます。
リキッドアイライナーで作りたい眉毛の輪郭を形作ったら、高発色のアイシャドウなどを使って眉毛の色を整えていきます。
髪の毛の色よりワントーン明るい色で眉毛をつくるとより自然に見せることができます。
「目」のメイク方法
アイメイクは、コスプレするキャラクターに近づくために、一番大切なパーツだとされています。
特に二次元のキャラクターは目が大きいので、アイシャドウやカラコンを工夫することでより近づくことができます。
何よりもまず、コスプレするキャラクターの画像を参考にすることがおすすめです。
瞳の色はカラーコンタクトレンズ(カラコン)を用いることでキャラクターに近づけることができます。
ちなみに、カラコンは色だけでなく大きさも大切です。
実際の黒目よりも大きなカラコンを選べば、それだけ瞳を大きく見せることができますし、最近では逆に、キャラに合わせて瞳を小さく見せるためのカラコンなども販売されています。
それから、目を強調したい場合はブラックなど濃いアイライナーを選び、ふんわりとした印象にしたいならブラウンなどのアイライナーを選びます。
ダブルライン用ライナーを使うことで、二重がよりぱっちりして見えます。
マットタイプのアイシャドウやアイシャドウをグラデーションに塗ったり、つけまつげをつけたりすることで印象的な目になります。
アイメイクの手順はまずカラコンをつけて、アイシャドウを塗りダブルラインを書いて、アイラインで目の輪郭を書きます。
つけまつげなどは好みで変えるとよいでしょう。
唇(リップ)のメイク方法
コスプレはリップメイクも大切で、綺麗なリップメイクでよりコスプレの完成度が高くなります。
リップメイクのコツをご紹介します。
唇を薄く見せたいなら、まずリップを縦に塗り固形タイプのコンシーラーで形を調整し、筆を縦に入れてなじませるとよいでしょう。
コンシーラーの外側にパウダーをつけると、さらに自然な仕上がりになります。
唇の色味を抑えるコスプレ専用のコンシーラーもあり、口紅の色をきれいに発色させることができます。
男装の場合もそのままの唇では浮いてしまうので、ヌーディーなリップを塗るなどリップメイクします。
リップメイクに主に必要な化粧品は、リップクリーム、リップコンシーラー、リップライナー、リップカラー、リップコートなどです。
リップクリームで唇の潤いを保ち乾燥を防ぎます。
グロスをつけると写真映りがよりよくなりますし、リップコートは絶対必要ではありませんが色落ちを防ぎます。
頬(チーク)のメイク方法
普段のメイクであればチークは必須アイテムですが、コスプレの場合は、コスプレをするキャラクターによって、必要かどうかを決めます。
チークが必要なキャラクターの場合、髪色や目の色に合うチークの色を選びます。
そうすることで統一感のある仕上がりになります。
コスプレにおすすめのチークは、発色のよいクリームチークです。
チークの入れ方はキャラクターによって変えてみましょう。
頬の真ん中に丸くつけることで童顔に見えます。
耳の上から斜め下にチークを入れると、大人っぽく見えます。
目尻にチークを入れると、色素を薄く見せることができます。
男性キャラのコスプレで血色が悪く見えてしまうなら、薄くチークをつけるとよいでしょう。
写真を撮る時の環境やカメラの性質を考えて、どれくらいチークをつけるか決めましょう。
濃いめにつけたほうが、はっきりと写真でもわかります。
濃いチークをしたくない人は、写真を撮った後に加工するという選択肢もあります。
コスプレメイクのコツをおさらいしましょう
コスプレメイク術は、イベントコンパニオンとしてコスプレする際にも非常に役に立ちます。
イベントコンパニオンだからこそ、コスプレの高い完成度を求められますし、写真に撮られる頻度も高くなるので、ぜひとも習得して二次元から抜け出てきたようなコスプレを目指してください。
コスプレメイクの場合は、まずはキャラクターの画像を参考に、方針を立てます。
必要なら眉や唇のラインをコンシーラーやファンデーションなどで消しながら顔を作っていきます。その上から、はっきりとしたメイクを描きこんでいきます。
たとえば眉は、アイブローではなくリキッドアイライナーで、アイラインはダブルラインをくっきりと、チークは発色のよいクリームチークでつけるという風に、メイクを重ねていきましょう。
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