衣装に関して気をつけるべきこと

身につける衣装はイベントの種類やスポンサー企業によって異なり、バラエティに富んだ衣装を身につけることになります。

スーツスタイルやワンピースなどが多いですが、中にはドレススタイルや、ショートパンツやミニスカートなどの、露出度の高い服装が用意されていることもあります。

場合によっては、一般的なアルバイトでは身につけないような、特殊な衣装を身につけて仕事をすることもあります。
さまざまな衣装が楽しめたり、素敵な衣装を身につけたりできることはイベントコンパニオンの魅力のひとつといえるでしょう。

イベントコンパニオンはどのような服装でも、クライアントのイメージ通りに着こなさなければなりません。
そのため、イベントコンパニオンには、美しさや整ったプロポーションが求められます。
若ければ誰もができる仕事というわけではないのです。

メイクやヘアスタイルも衣装のイメージに合わせる必要があります。

業務を通して美しさをキープし、たくさんの人の注目を集める特別感のある仕事です。
イベントコンパニオンが女性の憧れの仕事である理由はこうした部分が大きいでしょう。

イベントコンパニオンの服装は、基本的にシンプルなものでまとめることがポイントになります。

そのため、クライアントによって衣装が用意されている場合にはアレンジをするのではなく、クライアント企業の意図するとおりに着こなす必要があります。

衣装が用意される場合でも、靴は自分のものを使用する場合がほとんどですが、靴についても、色やヒールの高さの指定もされることこともあります。
黒パンプスや白パンプス、白スニーカーをそろえておけば、まず安心です。
イベントコンパニオンは基本的に休憩時間以外立ちっぱなしになるので、自分の足に合ったものを用意しておきましょう。
ヒールの高さは5～7㎝程度がおすすめです。
あまり高すぎると足が疲れてしまうので、お勧めできません。

また現場ではスマートフォンや携帯電話は使用できないので、時間管理のための腕時計が必要となります。
これも衣装の雰囲気を壊さないよう、シンプルなデザインのものを使用してください。
近年では、メッセージ等が確認できるような腕時計型のアクセサリもございますが、あくまで、時間を確認する目的のもののみを身に付けるようにしましょう。

衣装が用意されない仕事の場合は、スーツスタイルや私服（オフィスカジュアル）での対応となる場合も考えられます。
体に合ったシンプルな黒スーツと白の襟付きシャツは、イベントコンパニオンの基本の服装として一式そろえておきましょう。
パンツとスカートの両方用意しておけばより仕事の幅も広がります。
私服の場合も、シンプルで綺麗めなオフィスカジュアル系の服を持っておくと、すぐに対応できるため安心ですね。

このようにイベントコンパニオンの服装は、華美であることや個性を強調することではなく、
清潔感とシンプルさが重要視されることばかりなので、意識をしておきましょう。